2013年5月1日水曜日

ボトックス(頭痛)

頭痛について、いろいろと調べると、血管周りの神経が痛むという理屈が、最も正しい気がする。

頭痛の原因としては:

①神経に囲まれた血管の膨張
②痛み成分の発生

がある。


①血管の膨張を抑えるのは、トリプタン製剤。頻繁な使用は、いろいろと好ましくないらしい。


②直接的/間接的に、痛みを生じさせる原因物質は、いろいろある。
1、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP):→血管膨張誘発
2、シクロオキシゲナーゼ:→プロスタグラジン誘発(炎症の発生)
3、プロスタグラジン:→ブラジキニン誘発
4、ブラジキニン:→直接的な痛み成分


バファリン(アスピリン)は、2、シクロオキシゲナーゼ活性を抑制し、これに誘発される3、プロスタグランジン、4、ブラジキニン(痛み成分)の発生を抑制する。確かにバファリンで痛みが緩和されている。シクロオキシゲナーゼは、癌の成長にも寄与しているというから、アスピリンに抗癌作用があるという研究結果は、理屈の上では、不思議なことではない。



1、CGRPなどを抑制する方法として、ボトックス治療がある。いろいろと検索して、結局、品川イーストワンスキンクリニックにお世話になることにした。
顔面に9箇所、頭に6箇所、合計で15箇所にボトックスの注射を行う。塗り薬の麻酔をすることも可能であるが、注射に際して、大きな痛みはない。注射自体は、5分程度で終了する。注射針の大きさは髪の毛程度なので、傷跡も残らない。この病院は、栄養療法などの検査項目もある。


痛みについては、まとまった説明を見つけた。針治療と痛みには関連があるし、これは
痛みや抗癌とも関連してくるはずだと思う。後で、よく考えてみよう。。


http://hobab.fc2web.com/sub4-pain.htm#軸索反射










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